feel the ZAO 山形蔵王の四季を感じる旅

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秋の蔵王を満喫するならココがおすすめ!紅葉巡りスポット

秋色に染まった蔵王の美しい大自然を堪能しよう

 

自然豊かな蔵王エリア。秋は紅葉の絶景スポットとしても有名です。

今回は、蔵王の紅葉スポットをご紹介します。空から、車から、はたまた徒歩の目線から、様々な角度で秋の蔵王を満喫してみてください。

 

ロープウェイで空から蔵王の紅葉狩りをエンジョイ

秋の訪れが早い山形蔵王エリア。晩夏の頃から少しずつ、冬へと向かってその色を変えていきます。

山の頂から始まる紅葉を見るのにおすすめなのが、「蔵王ロープウェイ」。

標高855m地点にある蔵王山麓駅から山麓線に乗って約7分で標高1,331mの樹氷高原駅へ、そしてそこから山頂線に乗って約10分で標高1,661mの地蔵山頂駅へと行くことができます。

ゴンドラからの360度の大パノラマ、眼下に広がる蔵王の紅葉はまさに圧巻。ロープウェイで約20分間の空中散歩に出かけ、黄色やオレンジ、赤に色づく蔵王の山々の迫力を是非楽しんでみてください。

 

 蔵王ロープウェイ
所在地 〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉229-3
営業時間 (山麓線)8:30~17:00、(山頂線)8:45~16:45
電話番号 023-694-9518
料金 (樹氷高原駅)
大人 片道800円・往復1,500円 / こども 片道400円・往復800円
(地蔵山頂駅)
大人 片道1,500円・往復3,000円 / こども 片道800円・往復1,500円
その他 天候状況により運航休止の場合あり
Web http://www.zao-sarukura.co.jp/s/zaoropeway.co.jp/ropeway/index.html

 

紅葉とエメラルドグリーンのコントラストが美しい
幻想的な湖

蔵王中央高原には、透き通ったエメラルドグリーンの神秘的な湖、「ドッコ沼」があります。秋には色鮮やかな紅葉が湖の周りを彩ります。

アクセスは、蔵王温泉街から蔵王中央ロープウェイを利用し、鳥兜駅から鳥兜展望台を経由し徒歩で約15分。展望台からは眼下に蔵王温泉街を、はるか遠くには出羽富士の異名を持つ鳥海山や月山なども望むことができます。

また体力に自信のない方は鳥兜駅から中央第一リフト(夏山リフト)に乗り継げば、ドッコ沼はすぐそこです。

仏具の独鈷と似ていることからその名がついたという「ドッコ沼」の平均水深は約2m、周囲は約350mで、枯れることのない水は山形市の水源としても利用されています。

ドッコ沼の水は湧き水で非常に澄んでおり、手前は限りなく透明。そして奥に行けば行くほど、幻想的なエメラルドグリーンに染まっていきます。現在でも、何故このような水の色をしているのかはわかっていないのだとか。

ドッコ沼周辺にはテーブルとベンチが設置されているので、紅葉散策の休憩やピクニックにおすすめ。

時間に余裕があれば、ドッコ沼から約15分歩いたところにある不動滝も合わせて訪れてほしい紅葉スポットのひとつです。

 

 ドッコ沼
所在地 〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉
営業時間 (山麓線)8:30~17:00、(山頂線)8:45~16:45
電話番号 023-694-9328(蔵王温泉観光協会)
アクセス 中央ロープウェイ温泉駅から蔵王中央ロープウェイに乗り、鳥兜駅で降車(約7分)。鳥兜駅から徒歩約15分。
Web http://zaochuoropeway.co.jp/jp/summer/dokko.php

 

蔵王の紅葉のどん中をドライできる山岳観光ルート

散策やロープウェイもいいけれど、紅葉の中をドライブしたいという方におすすめなのが、「蔵王エコーライン」。

蔵王連峰を東西に横断し、山形県上山市と宮城県蔵王町を繋ぐ全長約26㎞のこの山岳観光道路は、ドライブルートとして大人気。

9月下旬頃から山頂の方から徐々に色づき始め、最盛期を迎えるのは10月中旬頃。ブナやもみじ、カエデなどの樹々が魅せる燃えるような紅葉は、まさに絶景の一言。

ただ紅葉のピークは渋滞することも多いため、爽快なドライブを楽しみたいならば平日の朝早い時間帯を狙うのが良いかもしれません。蔵王エリアを車で訪れたなら、是非とも通っておきたいルートです。

 蔵王エコーライン
所在地 山形県上山市
電話番号 023-672-0839(上山市観光物産協会)
アクセス 東北自動車道 村田ICより蔵王エコーライン入口まで約45分
その他 11月初旬~4月下旬は冬季通行止め。その他、天候やイベント開催による通行止めが発生する可能性あり

蔵王の高原で紅葉トレッキングをしてリフレッシュ

蔵王エコーラインの途中には、身体を動かすのが好きな方へおすすめの場所があります。

それが「蔵王高原坊平(ざおうこうげんぼうだいら)」。上山市街から蔵王エコーラインを東へ約30分走った標高約1,000~1,200mの場所にあるこの高原は、秋には紅葉のトレッキングのコースとして多くの人々に親しまれています。

またスキーやキャンプなどのアウトドアを楽しむ観光客だけでなく、高地トレーニングを行うアスリート用の滞在施設があったり、「クアオルト(健康保養地)」と呼ばれる旅先の自然の力で健康になるという官民一体の健康増進事業が行われたりするなど、蔵王の大自然が様々な形で活かされている場所でもあります。

自然の中で澄んだ空気を吸いながらトレッキングをすれば、心も体もリフレッシュできること間違いなし。歩きながらじっくりと紅葉観賞を楽しんでみては。

 蔵王高原坊平
所在地 山形県上山市蔵王高原坊平
電話番号 023-672-1111(上山市観光課)
FAX 023-672-1112(上山市観光課)
アクセス 東北中央自動車道 山形上山ICより約30分、かみのやま温泉ICより約40分