かみのやま温泉

蔵王のふもとに位置する温泉地で、温町、新湯、十日町、河崎、高松などの地区に分かれた温泉街を総称が「かみのやま温泉」です。

1458年、鶴が沼地に湧く湯にすねを浸し、傷が癒えて飛び去る姿を見かけたのがはじまりといわれています。
その湯が湧き出た現在の湯町地区は、「かみのやま温泉」の発祥の地と伝えられています。

無色透明でさらりとしたお湯は赤ちゃんでも安心して入ることができるといわれる優しい泉質。
保温・保湿効果が高く、美人の湯ともいわれるそう。

宿泊する旅館ではもちろん、日帰り入浴ができる旅館や共同浴場・足湯などをめぐって、存分に温泉を楽しめます。

また、健康づくりの三大要素「運動・栄養・休息」がすべて体験できるとあって、ヘルスツーリズムも盛んです。
日本では唯一、ドイツのミュンヘン大学が認定したクアオルト健康ウォーキングコースが5ヵ所8コースも存在。

※クアオルト・・・土に由来する温泉や泥・蒸気、太陽光や清らかな空気などの自然を治療薬とする自然療法を行う健康保養地・療養地のこと。