feel the ZAO 山形蔵王の四季を感じる旅

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初めて蔵王温泉を旅行するなら!おすすめの5つのコト

温泉で癒され、名物グルメに舌鼓。蔵王の魅力を満喫しよう

 

開湯1,900年、東北屈指の歴史をもつ名湯・蔵王温泉。温泉街には旅館やホテルが建ち並びます。

また豊かな自然、美味しいグルメ、トレッキングやウィンタースポーツ、樹氷鑑賞など年間を通じて多くの観光客が訪れます。

魅力がたくさんあるからこそ、初めて訪れる際にはどこに行こうか迷ってしまいますよね。

そこで今回は「はじめての蔵王温泉街」に外せない、おすすめのスポットやグルメをまとめてみました。

 

蔵王温泉街の共同浴場でノスタルジーにひたる

全国でも有数の豊富な湯量を誇り、美人づくりの湯として名高い蔵王温泉。蔵王温泉街を歩いてみると、独特の硫黄臭が漂ってきます。

蔵王温泉の泉質は強酸性の硫黄泉。その乳白色の湯は、肌や血管の若返りや皮膚の殺菌に効果があると言われています。

そんな名湯を気軽に楽しめるのが、蔵王温泉街の中心部に点在する「上湯」、「下湯」、「川原湯」という3つの共同浴場。いずれも大人200円、子供100円で入浴でき、通年営業しているのが嬉しいところ。

すべて無人のため、入浴料や入浴券は料金箱にいれるシステム。タオルの貸し出しや販売などはないので、訪れる際は忘れずに。

レトロな温泉街をそぞろ歩きながら、共同浴場をはしごしてみるのはいかが。

 上湯共同浴場 / 下湯共同浴場 / 川原共同浴場
営業時間 6:00~22:00
営業期間 通年
入浴料 大人200円、小人100円

 

開放的な気分でリフレッシュ!蔵王大露天風呂

有名温泉地を訪れたなら、広々したお風呂にゆったり浸かりたいですよね。

そんな思いを叶えてくれるのが、源泉かけ流しの「蔵王大露天風呂」。渓流に沿って男性用と女性用の露天風呂が作られており、その広さは一度に200人が入れるほど!

周囲を木々に囲まれた開放感のある露天風呂で、すぐ近くに流れる渓流の音に耳を傾けながら温まれば、心も身体もリラックスできること間違いなし。日帰り温泉施設なので気軽に利用できますよ。

 

ただし洗い場がないため、石鹸やシャンプーは使用できないので注意しましょう。

 蔵王大露天風呂
所在地 〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉853-3
営業時間 6:00~19:00(最終受付18:30)
営業期間 4月中旬~11月中旬
定休日 不定休
入浴料 大人600円、小人350円(満1歳以上12歳未満)
駐車場 利用者専用駐車場あり 60台
Web 蔵王温泉大露天風呂

 

蔵王温泉名物の稲花餅

蔵王温泉街を訪れたら是非味わいたいのが、「稲花餅(いがもち)」という名物の和菓子。

本物の笹の葉の上にひと口サイズの餅が並んでおり、ビジュアルもかわいい。モチモチの餅の中にはこし餡がたっぷり入っていて、お茶のお供にぴったり。お餅に移った笹の葉の香りも共に楽しめます。

またお餅には黄色い米粒がのっています。これは豊作を願うため、稲の実を模したものだそう。

稲花餅は午前中で売り切れることも多い人気の品なので、早めに購入することをおすすめします。また添加物を使用していないため、日持ちしません。その日のうちに食べてくださいね。

<販売箇所>
・白樺商店
・喫茶さんべ
・まつぽっくり
・蔵王 おみやげセンター まるしち

 

山形鋳物の鍋で焼く、蔵王ジンギスカンに舌鼓

蔵王温泉の名物グルメといえば、ジンギスカン。鉄鍋で羊肉を焼くジンギスカンのスタイルは蔵王が発祥だと言われています。

蔵王ジンギスカンの特徴は、くせの少ない厚切りのラム肉。タレに漬け込んで焼くのではなく、蔵王の場合は生肉を焼いてからタレにつけて味わいます。柔らかく臭みのない蔵王ジンギスカンは絶品!

またお肉や野菜と一緒に、こんにゃくを焼くのも山形ならでは。山形県はこんにゃくの消費量日本一なんです。

ヘルシーでボリューム満点な蔵王ジンギスカンを思いきりほおばってみてはいかが。

 

こけしの絵付けで旅の思い出作り

こけしと言えば東北を代表する伝統工芸品ですが、蔵王温泉に伝わるこけしは「蔵王高湯系」と呼ばれ、太めの胴体や三日月の目、おかっぱ頭、かさね菊や桜崩しなどの模様が特徴です。

温泉街には「蔵王高湯系こけし」を販売している店舗がいくつかありますが、「田中こけし屋」は、蔵王温泉で唯一、こけしの絵付け体験を楽しむことができるお店。

絵付け体験では赤や黒、緑の絵の具が用意されており、こけしに楊枝や筆を使って色をのせ、世界に一つだけのこけしを作り出すことができます。お店の方が色の付け方などを丁寧に説明してくれるので、初めての方でも安心です。前日まで予約をしましょう。

 田中こけし屋
所在地 〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉875-12
営業時間 8:00~18:00
定休日 不定休
電話番号 023-694-9386
FAX 023-694-9386
その他 最大受け入れ人数 15名
Web 山形市観光協会 公式WEBサイト

たくさんの魅力が詰まった蔵王温泉。温泉で心と体をほどき、美味しいグルメに舌鼓、オリジナルのこけしをお土産にすれば、忘れられない旅の思い出になることでしょう。